ドリキンこと、土屋圭市が公認する初の自伝的小説。裕福な家に生れ、多感な少年期を父に反発して過ごし、破天荒な青春時代を過ごす。生死をさまよう大事故を機に峠の走り屋からレースの世界へ飛び込み、頭角を現す。ドリフト走行と軽快なトークで人気を博すが、派手なパフォーマンスとは裏腹に地道な努力でトップ・レーサーに上り詰めた。ドライバーを引退してもなお、モータースポーツを面白くする男の熱い魂の記録。
序章 雨のユーノディエール第一章 千曲川の山猿第二章 浅間山疾走第三章 疾風富士第四章 龍の苦悩第五章 ル・マン男の誓い第六章 飛翔。世界へ第七章 永遠の憧れ第八章 使命
国光を愛し、国光になりたくて、もがきながら、日本のトップ・ドライバーに上り詰めた土屋圭市の本当の姿を描きたかった。生まれ落ちた瞬間から、三つ子の魂をぎゃんぎゃんいわせながら、這い上がってきた男の生きざまを、皆に知ってほしかった。(著者あとがきより)