フェアレディZは69年10月にSP/SRフェアレディの後継車として登場した。
オープンカーから激変したモデルチェンジだったが、時代を巧みにとらえた日産の代表作になった。
クローズドボディの2シーターは、トヨタ2000GTとは違ったテイストがあった。
スカイラインGT-Rとほとんど同じのS20型エンジンを搭載したフェアレディZ432は185万円と高価であった。
そのエンジンはプリンスR380に積まれていたレーシングエンジンのGR8型を設計したスタッフが、市販のために設計したものだった。
しかし、そのメンテナンスは非常に難しく、ディーラーによく苦情が持ち込まれた。
フェアレディZ432と人気を二分するのがフェアレディ240Zである。
エンジンはL24型水冷直列6気筒OHCで最高出力は150ps/5600rpm。
S20型より10ps低いが、トルクフルな余裕のある加速感が売り物だった。
このフェアレディ240Zは主にアメリカ輸出のために開発されたもので、世界一売れたスポーツカーになった。
ダットサン240Zという名前で愛され現在もアメリカのZカークラブは活発に活動している。
日本ではグランドノーズを装着した240ZGの人気が高い。
